お疲れ様です。
もぉすぐお彼岸も近いということで、『永代供養』について記述したいと思います。
私の父が亡くなったのが、2002年晩秋でした。
私は既に実家を出ていましたので、突然の連絡に慌てたものです。
当時、今のような『小さなお葬式』『イオンのお葬式』もなく、葬儀社をどこにするか調べるのに苦労しました。
葬儀社を決め、全てが終わった後、今度はお墓の問題です。
当時の私は『永代供養』について、あまり知識がなく葬儀社に相談して決めることにしましたが、これが間違いだったことは数年後、知ることになります。
『永代供養』とは、
“お墓の管理を、寺院や霊園業者が永代にわたって供養と管理を行う”
ことです。
生前に永代供養墓に申し込んで費用を支払うと、申込みをした証として、
『永代供養墓使用証書』
といった証書が発行されます
当時の契約は、
30年/35万円にて「供養と管理を行い、この金額以上は一切かからない」。
それが、2018年急に書面にて
「個別管理は2年迄で、その後は『合祀墓』で、使用料10万円/維持費:年5000円」
と勝手な契約を結ぼうとしてきました。
※実際には、2013年から維持費:10000円の催促はありましたが無視していました。
当然、この間の郵便物は残してありますし、国への提出書類に入れたはずです。
個別といっても、寺の裏の押し入れにお骨を置いてあるだけです。
今のように、小さくても石碑があれば金額的にも納得はできます。
原因は、前住職の失踪で現住職に引継ぎがされていないこと。
当然、契約違反であり、私としましては法にのっとり先方に対処しなくてはいけません。
弁護士と相談して、事の解決に要した時間が2ヶ月。
本来、契約終了後はお寺で『合祀墓』として無料で供養するという内容でしたが、現住職では信頼関係が結べないので、引き取ることとしました。
無駄な時間と費用がかかりました。
この内容は被害者を今後出さないでほしいとの私の要望で、国に『証拠書類をデータ保存』することになりました。
『永代供養』をお願いする際、お寺の信用性と『契約書類』に加え、個別管理終了後(30年契約なら、その後の事)の確認をすることをお勧めします。