お疲れ様です。
『自民党総裁選』は次々と立候補者が会見をした先週でしたね。
金曜日は本命(?)である小泉進次郎氏が記者会見をしました。
冒頭に、
「自民党が真に変わるには改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことが必要だ」
と述べました。
では、”改革を圧倒的に加速できるリーダー”は、誰なんでしょうね?
菅義偉元総理も言われていましたが、
「『刷新感』が大事」
ということです。
裏を返せば、『刷新』してはいけないんです。
自民党議員が困っちゃいますからね。
<公約>
①『労働市場改革』
②『政治改革』
③『国会改革』
としていますが、これも『刷新感』ですね。
・政策活動費の廃止
・調査研究広報滞在費(旧・文書通信交通滞在費)の使途公開と残金返納の義務化
・選択的夫婦別姓を認める法案提出
・ライドシェア
とも言われていましたが、『刷新感』が溢れていますね。
個人的に注目したのが、茂木敏充氏の会見でした。
<公約>
①『政策活動費の廃止』
②『防衛増税の停止』
③『子ども・子育て支援金の徴収停止』
3点とも大賛成です。
『防衛費』なんて道具だけ購入しても使いこなせる人間がいなければ宝の持ち腐れとしか思えません。
『子育て支援金』でも、健康保険料からの徴収なんて何でも有りに納得している国民がいるとは思えません。
ただ、『政策活動費の廃止』は小泉進次郎氏もですが、何故、国会開催中に反対しなかったのでしょうか?
今さら言われても、『世間ウケ』を狙ったとしか思えません。
自民党総裁になれば総理大臣になりますので、その場合、『選挙で勝てる総裁』『海外の大統領と渡り合える総理』『見栄えのいい総理』を考えてみました。
・『選挙で勝てる総裁』⇒小泉進次郎氏
・『海外の大統領と渡り合える総理』⇒茂木敏充氏
・『見栄えのいい総理』⇒小林鷹之氏
今週も何人か立候補する方が出るかもしれませんが、石破茂氏、小泉進次郎氏、高市早苗氏のうち誰か2人の『決選投票』となるのが大方の予想ですよね。
『刷新』できる方はいるのでしょうか?
誰になっても自民党が変わるとは思いませんが・・・
小泉純一郎元総理の有名なフレーズ
「自民党をぶっ壊す」
と、おっしゃっていましたが自民党は相変わらず壊れずに残っています。
これも、『刷新感』でしたね。
自民党は毎回、危機が迫ると『刷新感』で乗り切ってきました。
絶対に、『刷新』しないのは過去が証明しています。
国民はそろそろ『刷新』と『刷新感』の違いに気付かなくてはいけません。