お疲れ様です。
昨日、下村博文氏の『政倫審』も予想通り「知らぬ」「存ぜぬ」で終わりましたね。
国民は『確定申告』で、しっかり納税させられるのに、国会議員は裏金という『雑所得』を『確定申告』をせず納税する気もありません。
国民は苦労してお金を稼ぎ納税するのに、国会議員はパーティー開催して簡単にお金を稼ぎ脱税する。
何なんだ。
野党が『証人喚問』を申請していますが、自民党は
「『政倫審』だけという話だったじゃないか」
と文句を言っているようですが、あれで国民に納得してもらったと思っているのでしょうか?
岸田総理(党総裁)は、都道府県連幹部を集めた全国幹事長会議で、
「党本部も命がけで党再生に努力をしていきたい」
と述べ、安倍、二階両派の議員計80人規模を4月上旬にも一斉処分する方向で調整に入ったようです。
ただ、「除名」「離党勧告」は見送り、「党員資格停止」「選挙での非公認」で収めようとしているようです。
相変わらず、考えが甘い。
岸田総理としても、派閥解消で麻生副総裁を怒らせ、茂木幹事長も同様に面白くない。
旧安倍派も裏金議員たちは反発するし、旧二階派は元々うまくいっていない。
今、処分を厳しいものにしたら党内で支えてくれるのは、旧岸田派のみとなります。
しかし、裏金議員80名に処分したとして、旧岸田派でも裏金問題はありました。
ましてや、党総裁として処分は免れないでしょう。
自分にだけ甘い処分では党内も国民も納得はしない。
そして、4月には『補選』があります。
<東京15区>
江東区長選を巡る公選法違反事件で柿沢未途前法務副大臣(自民離党)が辞職。
<島根1区>
<長崎3区>
裏金事件で谷川弥一氏(自民離党)が辞職。
この『補選』で全敗したら岸田総理の党総裁としての責任論がでてきます。
政権支持率は危険水域であるのに、この総理に危機感が全く感じられない。
全てが他人事にように見えてしまいます。
自民党にこの先も任せておいていいとは思えません。
『政権交代』して、国民も野党を育てる心の広さを持たなくてはいけない時期に来ていると思います。
このまま、自民党に政権を任せておいても、利権絡みの企業のみが美味しい思いをして国民不在の政権しか出来ないような気がします。