お疲れ様です。
『米ドル/円⇒152円』近くなり、政府・日銀が為替介入を先週の金曜日と本日にしました。
しかし、これって一時しのぎであって、まるで効果はありません。
日本銀行の黒田東彦総裁は10月13日に実施された記者会見で、
「物価上昇は一時的なものであり、年明けには2%を下回る」
と、いう認識であることを公表しました。
「あゝやんなっちゃった あゝ驚いた」♪
と、牧伸二さんに歌ってもらいたい。
本気で思っているのでしょうか?
企業はいざという時の為、内部留保をやめないから、従業員の給料アップは見込めるとは思えません。
政府が手厚い対応をするといっても、そのお金の元は税金です。
巡り巡って近い将来、増税になりかねない。
だから、『物価上昇は継続中』というのが正解ではないでしょうか。
参考までに、
< 3月 8日> 米ドル/円:115.67円 原油:124.77円
<10月20日> 米ドル/円:150.15円 原油:85.09円
原油が下がっても、円安だから相殺されてしまいます。
今回の為替介入で、5.5兆円を費やしました。
投資家たちは、きっと
「ありがとうございます」
と、思っていますよ。
極論ですが、『プラザ合意』時の、米ドル/円⇒235円程度まで進むかもしれません。
【日本の輸出入】
輸出⇒85兆9840億円
輸入⇒87兆8520億円
現在の円安が続く限り、物価高は止まりません。
以前にも触れましたが、
『アベノミクスの失敗』が全ての始まりです。
目先のことしか見ないから、この状況に陥ったと私は思います。
政府・日銀が荒療治できるかが、今後、円安ストップの鍵になると思います。