お疲れ様です。
江南厚生病院 整形外科にて『腰椎すべり症』の手術をした友人の母親が退院しました。
昨日、友人宅にお邪魔した際、詳しく話を聞くことができました。
8/4に書かせていただいた内容の後日談です。
<手術>
所要時間、約3時間の手術です。
手術内容は痛みの原因となっている腰椎間隔の狭くなった個所に、インプラントを挟み神経にすき間を作ります。
ズレた骨の上下を移動しないようにボルトで固定します。
<術後>
激痛が4日間続きます。
手術から戻って友人が病室から出るまで3時間、とても見る事が出来ないほど苦しんでいました。
「麻酔を打ってください」
「安楽死させてください」
と、繰り返し悲痛な言葉に胸が張り裂けそぉになる。
激痛のレベルが違う。
痛みが和らぐにつれて、身体の左側の痛みがなくなっている事に気付きます。
<入院期間>
術後から、固定するためにコルセットをします。
コルセット⇒約50000円(保険適用外)
後日、市役所の後期高齢者窓口にて保険適用された差額が戻ってくるシステムです。
<装具代金請求に必要なもの>
①医師の証明書
②装具代金の領収書
③銀行通帳
④健康保険証
⑤個人番号 ※これに関しては持参しなくても、役場で調べてくれる
⑥印鑑 ※必要なし。脱ハンコを国が既に打ち出している
[注意](株)松本義肢製作所の担当者の勉強不足により情報が遅れている。
しかし、このコルセットは3ヶ月間装着した後に、CT撮影で状態が良ければ、薄手のものを再度、作成し、1~2カ月間装着しなくてはいけません。
薄手仕様のコルセット⇒約30000円(保険適用外)
手術から約2週間で退院です。
入院期間中、看護師さんもよくしてくれたみたいです。
この期間、看護学校の学生さんが研修で日中、お世話してれました。
この学生さんがとても面倒見にいい方で、本当に助かったと言っていました。
<退院後>
手術した場所の痛みはないが、コルセットによる痛みがある。
サイズは合わせて技師さんが作っているので問題はないはず。
しかし、3ヶ月間は骨を固定するまで外すことはできない。
後遺症として、味覚に異変がある。
味の濃いものはいいが、薄味のものには舌がおかしくなっているのか、「不味い」と感じてしまう。
<担当医>
担当医にも大変、恵まれたみたいです。
最初、苦しんでいるのに病名を導き出すことができなかった●●●●医師。
彼が患者と向き合い、ちゃんと診断してくれていたら、もっと早く手術を受け、痛みから解放されていたことは間違いない。
素人である親族が患者の症状から、病名を導き出すななんて医師としては如何なものか。
この親族が病名を調べたお陰で、母親も医師の診察を受けることができた。
お世話になった、小野裕太郎医師に専門外であるが、お願いをして診てもうことになる。
その後、日本脊椎脊髄病学会の専門医:富田浩之医師までたどり着くこととなりました。
<手術までの経緯>
当初、手術予定日の予約が2ヶ月先まで埋まっていて富田医師も何ともならない状態。
そこを何とか予定を入れてはくれましたが、1ヶ月半以上待っている患者の立場からすると、痛みに耐えられるか不安になる。
出された薬が効かないほど状態が悪いからだ。
その間、神経ブロック注射2回したが、1時間程度しか痛みを忘れることができない。
手術当日まで、痛く苦しい日々を過ごしました。
<教訓>
『新患』で診てもらうならば、月曜日の小野医師を専門外でも指名したい。
患者の話をしっかり聞いてくれる。
逆に、火曜日の『新患』は脊椎関連に痛みがあるようであれば、後日、出直すか、次週の月曜日まで待つ。
<総括>
この病気は話を聞いているだけで顔をしかめたくなる程、辛いと感じる。
こんなに術後、激痛が続くなんて自分には耐えれるだろぉか?
苦しさが半端でない。
私も10代で交通事故に遭い、2週間両足をくっつけた状態でギプス固定したが、痛みのレベルが違うように感じました。
(私はこの事故で4回手術をしています)
病気になった際、いい医師とのめぐり合わせも『運』となります。
おばさんも、「本当にいい医師(富田医師)でよかった」と言っていました。
術後、休日以外、ほぼ毎日ご自身の仕事前に様子を見に来てくれたみたいです。
それも、am7:00頃という早い時間です。
患者の症状から、『腰部脊柱管狭窄症 変形性脊椎症』と思われれるが、医師が
『腰椎すべり症』という判断をした。
メモ魔である私は、一言一句聞き漏れ、記入漏れがないように記帳しました。